しあわせな不倫 −27の女が60の男に恋をした−

少しずつカタチを変えながら、進んできた約7年。 世の中には暗い不倫だけじゃないはず。

朝から九州にいる彼から3通もメールをもらい、
ホクホクな気持ちで休日を楽しんでいます。

リンク先、リンカさんの「まあがりん日記」で初キスを拒んだ!というエピソードを読み
彼との初キスを思い出した私。
たぶん過去に、彼との初キスについては書いたことがないと思うので
今日は彼との初キスなどについて書いてみようと思います。ヘヘヘ。



初キスは私が21、彼が54のとき、付き合いだした初日。

雨の日だった。
二人で古都を散歩し、あんみつを食べ、また散歩して、お好み焼き屋へ行った。
口説かれている実感もなかったし、とても爽やか・穏やかな雰囲気で。
彼と話してるのが楽しかった。
モテモテな彼がなぜ私を誘ったのかが不思議で不思議でたまらなかった。
お好み焼き屋で二人で向かい合ってることが信じられなかったし
彼が立派な男の人だという認識が、おこちゃま21の私にはまだできていませんでした笑。
だって父親より年上だし!

雨がやまない&まだもうちょっと話していたいということで選択された行き先は
ラブホ

あきらか彼の思うツボですよね笑?!
あははははは!!

でもなんだろう。
なんでだろう。
全っ然違和感がなかった。

ラブホには丸いベッドがあって、サウナがついてた。
彼はお好み焼き屋でついた油の匂いを嫌って(今でもこれが大嫌い)、洗顔していた。
私は生まれて初めて見た丸いベッドやラブホのサウナを見学して回る。
ベッドの上でパネル機能をのボタン操作をしてるとき、後ろから抱きしめられた。

ベッドの上に崩れた私の身体を表にし

彼:「キスしよう」

って迷わず言われた。

返事の代わりにそのままキスして、そのままセックスをした。

全部が全部夢見てるみたいだった。


怖がりの私が、慎重な私が、
なぜあんなにも容易に彼のことを受け入れたのか。

それは今でも解明されていません。
無意識の私が受け入れたんだと思う。

シチュエーション的にはロマンチックな初キスでも、初セックスでもないな笑。
でも相手が彼だったというだけで
あの声で「キスしよう」と言われたことだけで
キスしてセックスしたことから
私の人生はものすごい勢いで変わった。

初めてのセックスの最中に彼が言ったことを今でもよく覚えている。

彼:「俺とまじめに遊べるか?」

愛してる でも 好きだ でもなかった。


今でも愛の言葉はほとんど聞けない。
ほんっっっっとに聞けない!!笑

だけど、彼は私に恋をしている。
私のこと大好きだと思ってくれている。
言葉は少ないけど、その行動をもってして推し量ることができる。

まじめに遊んでるんだね。


カラダが先でも心が先でもなく。
もっと感覚的に愛しい。


明日はデートです。
風邪はほぼ全快です!
明日は私から言ってみようかな。

「キスしよう」



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彼はしばしば遠出デートを企画してくれてきた歴史があります。
頻度は時期と場合によりますが、まぁ平均したら月に一度は
日帰り旅行的なものに連れて行ってくれてると思います。

それは付き合いだして半年後くらいからそうなって
だんだんその間隔が狭まっていったという感じ。

といっても、私たちが初めてお泊まりなるものをしたのは
付き合ってからちょうど5年経ったときでした。
それまではどんなに遅くなっても、お泊まりはしませんでした。
だからこの頃の私の目標は、「いつか彼と一晩一緒に寝ること」でした笑。

仕事の慰安旅行のようなもので、二人きりではない旅行には
それまでも幾度か出かけたことがありました。

今までで一番遠くまで出かけたのは、ヨーロッパのある地方です。
私の留学先に旅の好きな彼の友人二人と一緒に訪ねてきてくれました。
人生最初で最後の有給を10日も取って。

二人きりの初めての旅行は、このブログを初めてから
ちょうど6周年のときに連れていってもらいました。
二度目の旅行はその半年後の「300キロの旅路」です。

一度目の旅行に行こうかと誘われたときは、6年間で初めてのことだったので
なにしろビックリしてしまった。
二度目の旅行のときは、こんなに短い間隔で、また行けるなんて思ってなかったので
またまたビックリしてしまった。

そんな彼、最近また、ちょくちょく口にします。
彼:「あ〜また二人で旅行いこうや。な?」

まだ前回の旅行から2ヶ月も経ってないし(苦笑)。

私:「そんなに頻発したらもったいないから、一番多くても半年に1回にしようね」
となだめる。

どっちが既婚なんだか笑。


私は彼と行ってみたいところ、実はまだいくつかあります。
いつ行けるかわからないけど、いつかまた一緒に海外も行こうと約束しています。

だけど不思議。
日常的に満たされていると旅行に行きたいとかあんまり思わない。
私が行きたがらないと彼が行きたがる笑。

加えて漠然と思うのは、今年のクリスマスは彼とは一緒に過ごさないだろうな、ということ。
根拠はないのだけど、なんとなくそんな予感がしている。



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今日はちょっと彼との思い出バナシを一つ。
思い出って言ってもそんな遠いむかしのことじゃないですが。

セックス中のことです。(イキナリだな笑)
彼とセックスしてたとき、私は決して目を瞑りませんでした。
彼も常に目を開けてました。
真っ暗闇でするのが大嫌いな二人でした。

だって顔が見えないじゃん。

私のこれまでの浅い経験からして、こういうときには
自然と目を瞑ってしまうものだと思っておりました。
常に閉じてるわけでないにしろ、常に開けているものではないだろう、と。

でも彼とはどんなときも目を閉じるとか勿体無くてできませんでした。
煌々と光のある場所は全然アリだけど、暗闇はパス!!
最後の最後までじっと見詰め合ったまま。
おかげでいつもコンタクトが乾いてしょうがなかったです笑。

私はMっ気があるので、押さえ込まれて、とか、後ろから、とか
そういうのもかなり好きなんですが
彼は後ろ向かせても、結局はすぐに向き直らせました。
一番お気に入りは“正常位”です。 日本人らしい。
私が上になるのもお気に入りでした。
対面座位も頻出でした。

要は顔が見えるかどうかが、かんなり大事だったということです。

この人としている、という実感。

彼にとっても、この目を常に開けたままでの営みは不思議だったらしく
彼:「なんで俺、いっつも目開けてるんやろう??」
と、よく言ってました。

今思うには、自分の都合の良い空想に耽る必要がなかったのかな。
オジサンだけど、彼のカラダのすべてのパーツは理想以上でした。
今でも思い出せば、うっとりできます笑。


みなさんは目を開けてますか?
それとも閉じてますか?
よければ照明の具合も教えてください☆



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2007年も終わりに近づいてきました。
早いはやい。

今日彼の仕事場に大事な忘れ物を取りに行って言われた。
(前回忘れ物取りに行ったときに、また別のものを忘れた。私の脳ミソおかしい。)

彼:「もう一年やなぁ。」

何を表しているかというと。
去年の今頃、私は留学のために異国にいました。
1万キロ以上離れたところに。
12月は彼がそこにやってきた時期なのです。


留学先に向け、夏に出国の際、飛行機離陸前に最後に受け取ったメールは
【また行くからな。】
だったけど、お金も時間も距離もかかりすぎるから
信じてはいなかったんですが。
彼には家族もいるし、お正月にかかるなんてもっての他だろうし。
本当にやってきたんです。
30年の勤務で最初で最後の最長休暇をとって。
アリバイ・語学カバーのためにお友達も一緒でしたけど。
私との関係を言わずして、お友達を説得したところにも感服しました。


やってきたのはクリスマス頃
街はそりゃもう美しくて、そこを一緒に歩けたことは最高の思い出。
10日間、一緒に3カ国を旅行しました
私の滞在していた大学の寮にも最後の2泊してくれて。
私の旅費も全部出してくれて。
旅行先ではいろんなおそろいのおみやげも買ってくれた。

もちろん空港では毅然としてようとしているのに
あまりに楽しかった10日間が走馬灯のように駆け巡り、
号泣して見送りました。
彼ははにかみながら手を振ってゲートをくぐったけど
日本の地を踏むまで、言葉を発することができなかったらしい。
10時間以上の飛行機では、ずっと何キロすすんだか、の表示を見ていたらしい。
一睡もせず、2キロずつ。
モンゴル上空では、地上の光を見て
「今ここにも、愛し合っている恋人や別れもあるんやろうなぁ」
なんて思いながら、らしいです。


その旅の一日いちにち
それぞれの地での景色
細かな路地や出会った人も含め
天気も何もかも
彼は詳細に記憶していた。

こちらがびっくりするくらい、すごい細やかさで覚えていて。
今日はその旅を二人で回顧した。
おじさんの記憶力、侮るなかれ。

彼:「あんなにいい旅行したことない。」
と、今でも、一年が経っても、まだ言います。
贅沢という意味ではありません。
そりゃもう、旅行会社を通す旅行の半額ほどの貧乏旅行でした。
いいところに泊まって豪華な料理を堪能してもらうより
絶対にツアーでは経験できないことを!
と、企画した甲斐がありました。
おじさんにはキツイんじゃないかと思うような貧乏旅行。
(基準は私が一人旅のときにチョイスするやり方に最も近いもの;)



旅行後もお礼らしいお礼なんて何もできないと思ったのですが
せめて、と思って、たくさん撮った写真を順に並べて
一枚いちまいコメントを付け、一冊のアルバムにしたものを
彼の誕生日に送りました。
向こうで有名な、しかし日本では入手不可能なブランドの表紙をつけて。
航空便は日本と向こうの祝祭日の関係でなかなか思い通りに着いてくれないのに
彼の誕生日当日に着いて、彼はかなり喜んでいました
還暦のバースデーの唯一のプレゼントだったらしいし;

表紙もものすごく気に入ってくれているらしく
実はそこの本店に一緒に行ったんですが、彼は何も買っていなくて
帰国してからそれを心底後悔していたらしいんです。
で、もし私の留学中にまた訪れることがあるなら何か買ってきて、
と頼もうとしていたところに手元に届いたから
私はテレパシーが使えるのか!と思われたらしい
んなわけない笑!!

アルバムの中身はもしかしたら彼のお友達も見るかもしれない
と思っていたので、怪しげな文言は一切省いて作ってあったんですが。

まだ誰にも見せたことがないそうです。
彼:「もったいなくて見せられん。
   おまえと二人で一緒に見るのが夢なんや。」
と、言われ、いつでも叶うのに私の帰国以来半年以上もしてこず
ここまで引っ張ったあたり、さすがロマンチスト笑☆

あの夢の10日間から一周年。
近々アルバムを一緒に見ることになりました。
絶対懐かしいわ。
想像しただけで懐かしい。





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急に一件の仕事がキャンセルされた。
ちょうどそのとき彼の仕事場に忘れ物をしている、という連絡が入る。
少し迷ったけど、仕事場へ。

彼:「おいしいコーヒー飲みたい?」
といって、コーヒーを淹れてくれた。
なんだか今日は親切だ。
私が一人で大波と戦っているのを感じてるのだろうか笑?
今日の私はとても元気だったんだけどな。

いろんな話をしてるうち、話題は次回以降のデートに及んだ。
デートらしいデートができそうなのは二週間先なんだけど、
とりあえずそれはおいといて、コンサートの招待券をもらったらしい。
クリスマスコンサート☆
それに一緒に行こうと誘ってくれる。
もらったチケットは彼の分しかないけど、私の分はプレゼントだって。
それはクリスマスが間近に迫った日の夜。
ホテルのチャペルであるらしい
当然、超舞い上がる
この間の美術館デートは午前だったので、期待したイルミネーションを
ひとつも見られなかったから、余計にうれしい♪
この日なら確実に一緒に歩ける!


さらにこれだけではなかった!!

彼:「クリスマスイブやけど・・・」
と切り出し、
彼:「ほんとに泊まりにこれるか?
   来れるならいつもと違うことしたい。」

この発言に胸をときめかせ、“いつもと違うこと”=“エッチなこと”だと思った。
妄想大暴走

でもすぐにそんな私は浅はかだと気づく。

彼:「またお風呂一緒に入りたいねんけどな。
   ろうそく点けて。
   でもこの前よりもっとこう・・・ロマンチックな感じにしたい。
   湯船に一緒に浸かってたら、15分もしたらのぼせてしまうし。
   求めてしまうし・・・。
   せめて一時間半くらいは、そこで過ごす方法ないかな?」



もう感動で言葉を失いかけました。

アドレナリンが出まくる脳ミソが導き出したとっさの答えが
私:「お風呂でケーキ食べるとか!
それに対して。
彼:「おぅ、それもいいな。
   それやったら、ついでにお風呂でシャンパンで乾杯しよか〜

信じられない!!!
これ、夢じゃないよね!?

こんなクリスマス過ごしたことないよ涙。
彼は結婚してるのに。
これは不倫なのに。
イブを過ごせるだけじゃなくて、こんなにロマンチックなこと考えてくれるなんて!!
これが60歳のおじさんができる最大限でなくて、なんだろう。
神様、私はバカでした。
結婚できないことで嘆いた大バカモノです。
と、心の中で叫びました。

彼:「他にも何かもっとありそうなら考えといて。」

もう十分です。
十分すぎます。

私:「あ、ほしいものない?
   あったらプレゼントさせて。」

だってこんなに考えてくれてるのに、何かせめて。
なのに彼は
彼:「おまえいてくれるだけで十分。
   シャンパンはコンサートの日に一緒に買いに行こう。」

人はよろこびにもため息が出ることを知った。

思わず私は
私:「こんなクリスマス過ごしたことない。
   きっとこれがイブを一緒に過ごせる最初で最後になるやろうし・・・。」
と言った。
なんかもう感動しすぎて、混乱して勝手に口が動いた;
そしたら
彼:「なんで?」
私:「だって、来年からは私働くし・・・。」
彼:「なんやそんなことか!
   関係あるか、そんなこと!
   俺の中では来年も再来年も、もっと先もあるんやで。」

彼は私よりも、もっともっといろんなことを覚悟していると知った。

彼:「俺の残りわずかな人生のクリスマスってこと忘れんといてや笑。
   それと25日はせっかくやから早朝から遠出しよう


こんなクサイこと、60歳のおじさんに対しておかしいけど、本気で思う。
あなたは私の前にあらわれた天使だ。




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